トランプが怒りの大統領専用機キャンセル!?

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どうも、Makotoです。

 

2016年11月8日に行われたアメリカ合衆国大統領選挙において、第45代大統領に選ばれた、不動産王のドナルド・トランプ氏

世界中がまさかの結末に驚き、アメリカとの関係性にどの国よりも敏感とも取れる我が国日本でも、未だに何かと話題は日々更新されては情報が飛び交っている。

 

お騒がせ男の異名をとるトランプ氏だが、そんな彼とはらしからぬような一面を垣間みれるニュースがあった。

というよりも、本来の彼の姿が象徴された出来事と言ったほうがいいのかもしれない・・・。

 

大統領専用機「エアフォースワン(Air Force One)」の後継機製造に伴い、費用が高すぎることに「注文をキャンセルする!」という怒りのコメントを出した。

ビジネスマンとしての真っ当な解釈なのか、それとも、これもパファーマンスの一環なのか。

しかし、そんなにエアフォースワンというものに、コストが掛かりすぎてしまうのか!?

 

 

トランプが怒ったエアフォースワンの製造費とは!?

まず、今回トランプ氏が「ばからしい!」と言って怒りをあらわにしたエアフォースワンの製造費だが、一体いくらのコストが掛かっているのだろうか。

そもそも怒りのコメントというのは、トランプ氏が自身のツイッター上でツイートしているものである。

そのツイート内容というのは、

 

「ボーイングは新しい747エアフォースワンを次期大統領のために建造する予定だが、その費用が制御不能になっており、40億ドル(約4,500億円)にもなっている。注文をキャンセルする!」

 

というもの。

 

(2016年12月8日現在)

 

老朽化により、エアフォースワンの次世代機の製造を進めていた矢先のトランプ氏の発言ということになる。

トランプ氏のツイートにもあるように、40億ドルというと日本円にして約4,500億円

確かに莫大なコストが掛かっていることは理解できる。

 

 

トランプも乗ることになる、大統領専用機「エアフォースワン」について

大統領専用機「エアフォースワン」は、アメリカ合衆国大統領のシンボル的存在のひとつとして、その名はよく耳にすることが多いはず。

 

エアフォースワンというのは、実は明確な定義付けがある。

 

別名「空飛ぶホワイトハウス」などとも呼ばれる、アメリカ合衆国大統領の専用機「エアフォースワン」は、実のところ機体の名称のことではなくて、アメリカ軍の運行する飛行機にアメリカ合衆国大統領が搭乗した際に呼ばれるコールサインを「エアフォースワン」と言う。

 

2016年12月時点で使用されている大統領専用機は、ボーイング社が製造した「VC-25」というジャンボ機だが、だからといって、エアフォースワン「VC-25」1機のみであるということではない。

だから、大統領が搭乗している空軍機の機体であれば、どれでも「エアフォースワン」と呼ばれるということである。

 

ちなみに、副大統領が搭乗した場合のコールサインは、「エアフォースツー」になる。

 

大統領と副大統領が同時に移動することがあっても、何らかの事件や事故で同時に失うような事態を避けるためにも、このふたりが同じ飛行機に同乗することはない。

 

そして、アメリカの軍隊には、空軍の他に海軍・陸軍があり、海兵隊機や沿岸警備隊機にも大統領が乗ることもあるので、その際にはそれぞれにコールサインが決まってきている。

 

・海軍機・・・ネイビーワン

・陸軍機・・・アーミーワン

・海兵隊機・・・マリーンワン

・沿岸警備隊機・・・コーストガードワン

それと、民間機の場合は「エグゼクティブワン」というコールサインになるという。

 

大統領が搭乗していないとき、または、大統領の任期が飛行中に終了した場合には、その機体がアメリカ合衆国大統領専用機であっても、「エアフォースワン」というコールサインは使われない。

 

 

まさに「空飛ぶホワイトハウス」というエアフォースワンの内部について

大統領専用機「エアフォースワン」は、まさに「空飛ぶホワイトハウス」という呼び名にふさわしい機体だが、世界各地を飛び回る激務であるアメリカ合衆国の大統領だけに、エアフォースワンの内部には、司令室や執行室もあり、ホテルにもなっているのである。

エアフォースワンというのはコールサインであって、機体の名称のことではないと説明したが、ここで取り上げるのは、オバマ大統領が使用しているボーイング製のジャンボ機747-200B型の「VC-25」という機体の内部ということになる。

 

100人以上の料理を用意できる調理室や食堂、または会議室などもあり、最善をつくされた設備としても、医師が常に同乗していて手術室にもなる医務室もある。

大統領の側近たちのためのスペースなども完備されていて、補佐官・シークレットサービス・記者・ゲストというひとたちもいられるようになっている。

通信機器も最先端の設備を搭載していて、空中での給油も可能なハイクオリティーな機体である。

他にも、大統領専用室には、トレーニングルームや浴室、寝室と完備されている。

 

 

エアフォースワン後継機製造に至る背景

アメリカ合衆国大統領専用機「エアフォースワン」は、老朽化に伴い後継機を製造することになったというが、そもそもの歴史というものが気になってくる。

エアフォースワンは、1962年のジョン・F・ケネディー大統領が初搭乗して以来、アメリカ合衆国大統領のシンボル的存在となった。

 

現在の「VC-25」になったのは1990年からで、機体の寿命としては約30年といわれていた。

すると、単純計算でいくと、2020年の東京五輪の年には寿命迎える計算になる。

 

大統領専用機の「VC-25」は2機存在していて、今回の後継機も2機を製造することになっている。

その費用が40億ドルということにトランプ氏は怒っているということだ。

 

何やら、ボーイング747-8型機をカタログ価格で見てみると、1機につき4億ドルを下回っているとのこと。

400億円以下である。

 

それが、2機の製造で40億ドル、約4,500億円というのだから、「おかしいだろ!」となるのは当然といえば当然。

 

前項でもご紹介したとおり、大統領専用機ということもあり、相当な設備と装備を搭載していることは間違いないし、核爆発の放射線からも身を守れるような装備が新たに追加されているというのだから、それはそれはお高くなるのも分かる。

 

 

トランプの大統領専用機キャンセル発言について感じたこと

次期アメリカ合衆国大統領に決まった、ドナルド・トランプというひとは、不動産王として有名な大富豪なわけで、今回の解釈というのはビジネスマンとして当たり前と言えることだと思う。

しかし、現在のいわゆる旧型のエアフォースワンでは、維持費に余分なコストが掛かってしまうのかもしれない。

そして、核兵器に対する脅威というのはどうしても拭いきれない問題であり、アメリカとしては何よりもいの一番に考えることなのだろうとも思う。

核兵器の攻撃にも対処できるような設備を搭載するのだから、現状のものをリフォームするといった考え方ではなくて、一から設計しなおすということにもなるだろう。

しかし、できれば、通常300億円で製造される飛行機が、4,000億円を超えてしまうという点においては、単純にどこにどうお金が掛かってそうなるのかを知りたいと思ってしまう。

 

 

 

Makoto

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