橋桁落下の新名神高速道路武庫川橋のバタフライウェブ構造とは?

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どうも、Makotoです。

 

 

4 月22日新名神高速道路の橋桁が落下というニュースが飛び込んできた。

テレビの映像を見るとかなり長い橋が斜めになっている映像が映しだされていた。

 

工事関係者の2名が亡くなり8名が重軽傷というこの事故を請け負っていたのは、

三井住友建設横河ブリッジの共同企業体とのこと。

 

今回のこの事故どのような事故だったのだろうか?

 

またその間にあるの武庫川橋の橋桁技術は新技術の

バタフライウェブ構造ということで注目を浴びていたが、

どんな技術なのか!?

 

興味深い話題を掘り下げて調べてみた。

 

 

神戸 新名神高速道路 橋桁落下どんな事故?

 

最近は各ところに防犯カメラや監視カメラが有り、

今回の事故の様子も全体ではないものの、

その一部を見ることが出来た。

かなり長い橋桁が落ちた様子が写っていたが、

実際は長さ100M〜120Mほどの橋桁が20〜15Mの高さから落下したようだ。

 

橋桁を釣り上げる作業中にゆらゆら揺れてその後落下したとのことで、

その時に橋の上に乗っていた工事関係者の人も落下した。

そのことを近くにいた警備員が証言している。

 

ところで、

15メートルとはどのくらいの高さなのだろうか?

 

単純に考えると身長150cmの人の10倍の高さだ。

 

そこから落ちたと考えるだけで恐ろしくなる。

 

一方、橋桁が落ちたところは「国道176号」の上で、

今のところ通行者の被害は報告されていず、

今回死亡や重軽傷の人たちはみな工事関係者とのことだ。

神戸橋桁落下事故請け負った会社は三井住友建設と横河ブリッジ

 

この工事を請け負っていたのは三井住友建設横河ブリッジの共同企業体になる。

皆さんよくご存知の三井住友建設

2015年10月に担当した

パークシティLaLa横浜で杭打ちデータ改ざんで、

指名停止処分を受けたばかりだ。

 

さてもう一つの横河ブリッジはどのような会社なのだろうか?

 

千葉県船橋市に本社を置く鋼橋メーカーである。

ところで、鋼橋(こうきょう)とは何かというと、

主要部材に鋼を用いた橋のことを指している。

同じグループの横河電機といえばピンとくるのかもしれない。

横河ブリッジはその会社の名前の通りかなりの数の橋を施工している。

その過去実績一覧を見ていると、

あのレインボーブリッジの建設にも携わっていたようだ。

新名神高速道路の橋桁とはどんな工事?

 

神戸と名古屋を結ぶ全長約174Kmあるという新名神高速道路の工事で、

今回は、大津ジャンクションから神戸ジャンクションまでの工事であった。

この工事の目的は、

名神高速道路の渋滞回避と災害時のバックアップ経路を目的としている。

すでに昨年津で70%終了していたと書いてあるので、

工事はほとんど終盤に差し掛かっていたのだろう。

新名神高速道路のSPER工法バタフライウェブ構造とは?

さて、今回落下した部分ではないのだが、

この新名神高速道路の高槻JCT~神戸JCTの間に建設された橋長さ442.2mの武庫川橋工事は、

SPER工法とバタフライウェブ構造で世界の注目を浴びていた。

橋の下の部分に「SPER工法」というものを使用して、

そして上の部分はバタフライウェブ構造を採用している。

 

「SPER工法」とは要はプレキャストパネルとよばれる

あらかじめ組んである鉄筋に内部にコンクリートを打ち込むというもの。

 

また、

バタフライウェブ構造は、

蝶型のコンクリートパネルをすでに工場で作成しておき、

現場ではコンクリート橋のウェブ(間の部分)に用いることで、

軽量化と工事の迅速化を図った構造である。

 

両方共強度を保ちながら軽くて早く出来上がるというのが特徴のようだ、

 

ちなみにこの構造は、

「バタフライウェブエクストラドーズド橋」と言われるらしい。

 

今回の落下した部分は「バタフライウェブ構造」ではないが、

注目を浴びていた工事だけに、

どうしてこのような事故になったのか原因究明が急がれる。

 

【参考サイト 三井住友建設】
SPER工法
バタフライウェブ構造
Pc設計NEWS

新名神高速道路バタフライウェブ構造とは〜終わりに

 

先日熊本での大地震があったばかりなのにまた橋桁落下と暗いニュースが続いている。
今回落下した部分ではないのだが、

日本の技術である新技術「バタフライウェブ構造」を使った

新名神高速道路の施工として世界が注目している中での今回の事故。

その日本の技術と丁寧な仕事をするという気質を、

工事をする上での安全管理にも活かして欲しい。

 

 

 

 

Makoto

 

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