エクアドル地震と熊本地震との関係は? 南海トラフの影響は?

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こんにちは、Makotoです。熊本を中心とした震災が発生した。あまり警戒されていなかった今回の地震、どうして起きたのだろうか? そこで今回発生した地震を少し掘り下げて調べてみたいと思う。そして南海トラフ地震は大丈夫なのか検証してみた。

また、ほぼ同時に発生したエクアドルの地震との関係も調べてみた。

<熊本地震(九州大震災)はどんな地震?>

熊本県を中心に突然襲った地震。東北地方や東海道、そして関東を中心にみんな警戒していただけに、まさか九州の熊本でマグネチュード7位上の地震が起こるとは思いもよらなかったのではないだろうか?

実は今回の地震はプレートがズレたために起こった地震ではなく、活断層がずれたことにより起こった地震のようである。

熊本県はなぜ地震の心配をあまりしていなかったかというと、この活断層にあるようだ。 というのも、従来は活断層の長さが20キロ以上あるものに対して、マグネチュード7.0以上の被害の大きい地震が発生すると考えられていたため、20キロ未満の活断層についてはあまり重要視されていなかったのである。

しかも九州地方に活断層はあるもののその距離は短かい。もしプレートによる南海トラフ地震の場合は、宮崎県が隣接している為そちらの方の被害は大いに懸念されていた。

しかし新潟中越地震の時に、マグネチュード7以下でも大きな被害をもたらすことが分かり、マグネチュード6.8以上発生する可能性がある地域も新たに調査された。そこで、評価されたのが、こちらの九州地方にある活断層だ。

ではなぜ九州にある表面が短くあまり重要視されていなかった活断層が評価対象になったかというと、表面の長さに加えて地下に続く断層の距離も影響するために総合的に判断して、M6.8以上の地震が起きる可能性があるとその時に新たに追加で評価されたのである。

その2012年に地震調査研究推進本部が発表したM6.8以上の地震が起こる確率は九州北部で7〜13%、今回起こった中部で18〜27%、南部で8〜19%と予測していた。

その時の予想は、それでも多くて27%の確率であり、それ以上に心配な南海トラフ地震や関東大震災の影に埋もれていたのであろう。

どうして、27%の確率だったにも関わらずここまで被害が大きかったのだろうか? それは、震源地が地表から浅かったためと言われている。

今回の震源の深さは11キロとなっており阪神淡路大震災の16キロよりも5キロも地表に近くなっている。そのため揺れが大きくなった可能性があるようだ。

<プレートと断層のちがいは? >

さて先程からプレートと断層の話が出てきてきているがそもそもこのプレートと断層の違いはなんであろうか?

プレートというのは厚さ100kmの岩盤のことを指す。そしてこのプレートは地球全体を覆っていて、毎年少しずつずれていっているのである。そしてぞのズレから発生する地震がもっともみなさんがご存知の東日本大震災を襲ったものになる。

逆に断層というのは、陸地の下にある岩盤に割れ目がありこのことを指す。さてこの割れ目の断層が周りから押された時にさらに壊れてずれることを活断層とよんでいる。ちなみに正確な活断層の定義は、数百年〜数十万年前から続いている場合に呼ぶことが出来るらしい。

そして、今回の熊本地震は断層がずれてその衝撃が地面に伝わり地震となった。もう少し詳細に書くと、地下深部による断層のため「震源断層」に分類される。

<今回の熊本地震の活断層どのようにずれた? >

実は九州の活断層は、毎年大分から(右から)斜め西へ1.5cm/年、佐賀・福岡(上から下)からは0.5cm/年、熊本北部からは南へ0.5cm/年ずれている。 図を作成した。
熊本地震断層のズレ
見ていただくとわかるのだが、ちょうど大分から1.5cmずれてくるのに対して、福岡佐賀からは0.5cmしかずれていず、その丁度ぶつかるところが今回の最も被害が大きかった赤い星場所と一致している。

<エクアドルの地震熊本地震との関係は? 日本の裏側? >

熊本地震は14日21時頃震度7、エクアドル地震はM7.8は16日18時頃起きた。わずか2日の間に大きい地震が2件続けて起きたのである。

この2件の地震、関係があるかどうか疑問に思ったので調べてみた。 まず、場所を調べてみると日本のほぼ裏側に当たるのでかなりの距離がある。

最初は真裏側にあるので、もしかしたら地球の表と裏でつながっているのでは? と思い調べてみたが、当たり前だがそんなに地球の裏側まで影響するわけもなく、さらに熊本地震は断層による地震が浅いところで起こっているので、裏だから影響があったということはまずもってなさそうだ。

では関係は全く無いのか? と考えたが驚いたことに、こんなに距離は遠いのだが、実は日本の横にある太平洋プレートの境目からエクアドルの方へそのプレートの境目をずっとたどっていくとナスカプレートに続き、エクアドルの地震の震源地へたどり着くのである。

今回は先程からプレートのズレによる地震ではなく、活断層によるものだとお話してきた。ということは偶然2日違いで地震が発生したと考えていいのだろうか?

実はこちら偶然とはいえないのである。というのも、そもそも活断層がずれる原因として外からの圧力により押されて起こる。そしてその押される原因の一つとしてプレートのズレがあげられる。

もちろん活断層自体も岩盤のズレで生じるものであり、逆にその岩盤がずれれば日本の周りにあるプレートも刺激を受けるわけで、今回の熊本地震の影響で太平洋プレートが刺激されたことによりエクアドル付近のプレートが影響されたと考えてもおかしくないのである。

エクアドルと熊本地震は関係があるかないかははっきりとは分からないが、偶然でないとしたら、熊本地震によりプレートが刺激された、またはプレートが動いたことによって今回の地震が起きたということも否定はできない。

<熊本地震より南海トラフ地震の恐れは? >

もしエクアドルの地震と今回の熊本地震による影響があるのであれば、東海から関東にかけてある太平洋プレートが刺激されて、南海トラフ大震災が起こる可能性十分に考えられるのである。

その場合は、静岡県、和歌山県、高知県、宮崎県、徳島県、三重県、愛知県などの地域の人達も警戒する必要が出てくる。

偶然熊本地震とエクアドルの地震がほぼ同時に発生した偶然であるかもしれないが、現実的に考えて、ほぼ同じタイミングであったエクアドル地震は熊本地震により刺激を受けて発生したと考えてもおかしくない。

<熊本地震、阿蘇山噴火との関係は? >

昔阿蘇山が噴火した時は九州のおよそ半分が火山灰でうめつくされたと言われている。もし阿蘇山が噴火したら大変なことになるのは目に見えいている。

ただ、今のところ地震による噴火の恐れはないとされている。 しかし、海洋プレートが沈みこむことでの噴火への影響に関係することがあるので、今回の地震によりどのように影響を与えるかが今のところわかっていない。

無駄に心配する必要もないが、阿蘇山が噴火する可能性も考慮して避難時のシュミレーションを考えておくことは無駄ではないだろう。

<エクアドルの地震と熊本地震との関係は?〜終わりに>

九州の今回の地震は驚きだった。大分にいる作者の友人にも連絡したが、まさか九州にこんな大きな地震が来るとは思っていなかったと言っていた。

今回の活断層による地震だが、 実は日本中2000箇所以上あるのである。すでに日本はプレートに面しているというだけでかなりの危険性がある上で、さらに2000箇所の活断層による大きな被害をもたらす地震が発生するとなると、本当に日本中どこでも、今日にでも地震が起こってもおかしくない。

ちなみに 活断層はこちらから調べることが出来るので自分の家の近くに活断層があるかどうか調べてみよう。

結局日本に住んでいる限り今すぐにでも地震が起こる可能性があり、さらには地震だけではなく阿曽山に続いて富士山の分かも考えられる。

そして今回のくまもと地震でも、日本では何度も経験しているはずだが、なぜかやっぱり食べ物や飲み物が届かないという状態が発生する。

いざというときに逃げられるように、また数日分の食料は自分で非常袋に入れてしっかり準備をするに越したことはなさそうである。 ちなみに作者が備蓄している非常食はこちら 尾西食品のアルファー米

最後に活断層についての分かりやすい解説がありましたのでご紹介します。
亀裂が地表に・・・“活断層”は阿蘇山カルデラに達す(16/04/18)
(Youtube/ANNnewsCHより)

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